学長室

202210.19
学長室

学内における感染症対策の変更について(保護者の皆さま)

学長・危機対策本部長 濱名 篤

秋学期も始まり学内では学生たちの元気な姿が行きかっています。保護者の皆様には、平素より本学の教育活動に対して何かとご支援ご協力をいただき有難うございます。

さて、新型コロナ感染症対策につきましては、2019年12月より約2年半の長きにわたり、遠隔授業や様々な拡大防止対応、行動制限など学生の皆さんには大変な不自由をお掛けしてまいりました。皆さんのご努力のお陰で、今年度の秋学期では対面授業を基本にスタートすることができ、コロナ前の学習環境に戻りつつあることをご報告申しあげます。

全国的にも第7波のピークを脱して、全数把握の変更、水際対策の緩和など政府や地方自治体の対応方針も大きく変更され、日常生活の回復へと向かっています。

このような状況に対応して本学におきましても、これまでとってきた感染症対策を10月20日をもって下記のように変更します。しかしながら、新型コロナ感染症が収束したわけではありません。現在のコロナ感染症は飛沫感染もさることながら、エアロゾル感染(空気感染)対策の重要性が指摘されています。また、コロナ感染症だけでなく、インフルエンザの流行の時期でもあります。

それらの対策を強化しながら、気を緩めずに従来通り、以下の事項に十分に注意して取り組む必要があります。引き続き、保護者の皆様には学生の皆さんが健康で安心・安全な学生生活を送ることができますよう、温かく見守っていただきたくお願い申しあげます

学生の皆さんに対する感染症対策の変更内容

1. COCOAアプリ確認を中止します。

陽性者との接触の可能性を把握するためにCOCOAの利用を皆さんにお願いしてきましたが、陽性者の全数届出の見直しに伴い、年内を目途にCOCOAの機能停止が予定されていることから、同アプリの保有の確認を取りやめます。

2. 入構時の入構者数把握を取りやめます。

3. 校内での飲食ルールを変更します。

⑴ 食堂で使用中のアクリル板を撤去します。
食堂では、従前どおりテーブル使用時は、対面にならないように、席を減じ「1テーブル4人以内」「黙食のルール」を継続しつつ、換気を徹底することとし、現在、設置されているアクリル板を除去し換気を促進します。
⑵ 教室での飲食を解禁します。
人と人との間隔をとり、密集しないように1m以上離れ、黙食にて喫食する条件で、「飲食可能」とします。
⑶ イベント時の食事提供ルールの見直し
手指消毒、少人数(1テーブル4人以内)、黙食のルールを守ることを条件に食事提供を可能とします。

4. 冬季に向けての換気の徹底について

感染防止対策としては、換気が重要であることから閉め切らず、授業中の換気を引き続き徹底し、授業終了後は窓を開けて換気をします。

5. エレベーターの使用法について(人数制限の見直し)

現在、学内でのクラスターは発生していないので、コロナ禍以前の方法に変更します。

6. 入構時の検温実施体制について

入構時の検温に学生の主体的検温体制(自己検温)を導入します。入構時の計器による自動検温により37度以上の場合には、従前どおり入構できませんので、学生の皆さんに は自宅等の出発前での検温等の健康チェックを行うことを徹底しています。

なお、手指消毒、教室内でのマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保(着席可能とされた座席への着席など)、咳・発熱・のどの痛みなどや体調が悪いときの保健室への連絡、厚生労働省のホームページ等で内容を確認のうえ重症化予防のためのワクチン接種の推奨など、必要な新型コロナ感染症対策は継続してまいります。

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