GS活動報告

ミャンマー・ヤンゴンにおける社会の安全・安心を探るためのフィールドリサーチの続報です。

5日目は、ヤンゴン市内にある警察署を訪問しました。ミャンマーの警察は現在、民主国家における警察として、諸外国に学び改革を進めています。その取り組みと、市内の犯罪状況についてお話を聞かせていただきました。

7日目は、バスで郊外の都市に出て、大都市であるヤンゴンと比較をしました。ヤンゴンの市街地ではバイクの乗り入れが禁止されており、一方で郊外ではバイクが多く利用され、交通事情が異なっていました。また、その道中でのどかな田園風景が広がる地域を通り、美しくどことなく懐かしく感じる景色に見惚れました。

9日目は、ヤンゴン大学を訪ねました。これまでの学習と観察から気づいたこと、疑問に思ったことを発表し、ヤンゴン大学生と議論しました。その後は一緒に学内を散策し、とても楽しく交流できました。

最終日には、消防局本局と消防関係の施設を訪れ、ミャンマーの消防の取り組みについてお話を聞かせていただきました。

私たちはミャンマーで多くの施設や機関を訪問し、そのいずれでも大変な歓迎をしていただき、多くのことを教えていただきました。それらの学習を踏まえて市街調査をしたり、現地の人と議論したりすることで、ほとんど知らなかったミャンマーのことをよく知ることができました。参加した学生たちはみな、お世話になった人たちに感謝し、またミャンマーに来たいという気持ちになりました。とても充実したグローバルスタディを経験しました。この成果をまとめて、4月に発表します。