GS活動報告

201803.23
GS活動報告

【グローバル教育センター】グローバルスタディⅠ(中国/2017冬江蘇省)活動報告

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「グローバルスタディ・中国(江蘇省)プログラム」の活動報告が届きましたので、ご紹介します。


本プログラムは、日本と中国の生活における市民の「安全安心」に関する意識の違いに焦点を当て、それを規定する社会的な要因についての分析を行うことを目的としました。


日本と中国では、社会の発展段階、政治制度、地方自治、産業構造、環境、市民の絆等、様々な要因が異なります。これら2つの社会において、(1)市民の主観的な「安心感」と客観的な「安全度」の間にどのような関係があるのか、あるいは(2)人々の主観的な「安心感」を規定する社会的要因はどのように異なるのか、基礎的な質的データを収集するために、フィールドワークを通じてインタビュー調査を行いました。


調査活動では、参加学生と協定校のヘルパー学生がペアを組み、三日間というまとまった時間の中で、信頼関係を醸成しつつ、比較的自然な雰囲気の中で、さまざまな内容についてインタビューや意見交換を行うことができました。最終的に収斂できそうなテーマとして、「日中の交通体系」「災害リスク認知」「スマートフォンの利用」「日中の大学生活」などが挙げられます。目下記録にとどめた内容について、事後学習の中で整理分析している最中です。なお、SNSで連絡がとれるようになった両学の学生同士が、本プログラム終了後もさまざまな形で交流を続けることが期待できます。


上述のように、本プログラムでは、当初の目標に鑑みて有意義に活動できたと感じており、4月に実施する報告会に向けて事後学修を進めています。どうぞ、ご期待ください。

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