大学からのお知らせ

グローバルスタディⅡ（ベトナム・ダナン）で現在建設中の三日月ホテルを訪問しました。

一部のレストランや施設は既に開業していますが夏の開業を目指し急ピッチで建設が進んでいました。東南アジアで最大級の流れる温泉施設やホテルが生まれる場に当に立ち会い、詳しい経緯や戦略の説明を受けました。

このホテルのコンセプトは「宝船大作戦」という、日本をこの地に再現するというもので、その事業規模とビジョンの精緻さに圧倒されていました。また、久しぶりの日本食を頂きましたが、地産地消を実践し地元との共存共栄という持続的発展に長期的グローバル化、そして社員教育の苦労などを学んだことで学生は自分事として深くグローバル化について考えていました。

また、日本酒や焼酎をベトナムで生産するだけでなく、ベトナムスタッフの杜氏も育成しているフェフーズジャパンも訪問し、日本的な経営とベトナムスタッフとの融合の難しさ、そして日本人と同じマインドでの経営を行えるスタッフの育成の苦労、そして営業での市場開拓の苦労をお聞きし、グローバル化の問題は単に人財育成だけではないこと、さらに潜在的ニーズがあっても市場を開拓していくことはまた別の問題であることをお聞きすることで新しい課題も発見していました。

そして最終日にはこれまでの事前学修の内容と現地学修の比較検討、現地学修から学んだこと等を統合し、現地活動報告書を作成して発表を行い、議論の深化と共に代表2名を選出していきました。その過程で、互いの発見や気付きを共有し、更に色々な発見をしている様子でした。

帰国後は、この発見を更に自覚して定着させ、次の学びへと繋げるための事後学修を行っていきます。