(コロナ)在学生へ(ご家族・保証人の方へ)

202104.26
(コロナ)在学生へ(ご家族・保証人の方へ)

本学サッカー部員の新型コロナウイルス感染症感染について


2021年4月26日
関西国際大学学長
危機対策本部長
濱名 篤

この度、本学三木キャンパスにおきまして、サッカー部員に多数の新型コロナウイルス感染症患者が発生いたしました。「コロナウイルス感染者が発生した場合の公表にかかるガイドライン(2020年11月15日制定)」に基づき、下記の通り概要を報告させていただきます。

① 感染者情報:
2021年4月25日現在
コロナ陽性者17名 年代:18~20歳 全て男性 国籍:日本籍 学生 
現在の状況:ホテルに移送 3名、寮内・下宿先にて隔離
ホテル移送予定:13名 1名は発症から10日経過したため寮内待機
※寮生でコロナ陽性者は同室の陰性者とは隔離して、別室に移しています

② 感染源との接触歴に関わる情報:
4/15より1名が体調不良となり、その後、4/20から陽性者と体調不良者が数名出てきたため、体調不良者と濃厚接触者に対して一斉に検査を行い、陽性者が判明した。その感染経路は不明。

③ 感染者の行動歴等の情報:
基本的には寮・下宿と大学構内のグランドの往復の毎日


④集団感染等が確認された場合には該当する施設等の情報:
大学寮である友愛寮のC棟および、サッカー部の練習グラウンドと部室


⑤新型コロナウイルス感染者発生における感染拡大防止対策について   
本学としてはこれまで、全学で徹底した感染防止対策を取ってきたところです。
その一環として、課外活動についても、学生センターの指導の下、感染防止対策の実施を確認したうえで活動を許可してきました。また、該当学生が多く居住している学生寮においては、これまでも、食堂入り口の手指消毒、座席間隔を置き食事の際の黙食の実施、使用後の机・椅子の消毒、寮内で部屋から出る時は必ずマスクをするなど徹底した予防対策を行ってきました。しかしながら今般、サッカー部で多数の感染者を発生させたことは誠に遺憾なことであります。

本学は、最初の感染学生が判明した4月21日以降、今日まで、次のような追加的感染拡大防止対策と関連措置を行っています。

(1) 濃厚接触者の特定と自宅待機の指示及び待機者への健康観察
本学の「活動基準」に従って、サッカー部の活動は即時停止(再開に向けて練習方法の改善を指示)しています。連絡網を通じて体調不良者を洗い出し、体調不良者には保健室から聞き取りを実施して、病院でのPCR検査を手配。保健所と連絡を取り、該当の棟の居住者全員のPCR検査を実施(4/23)。この結果、今回、多数の感染者が確認されました。


(2) 学生寮の食堂と該当者の部屋の消毒を行うとともに、寮内における感染拡大防止策の実践を入居者に再度徹底しました。

(3) 感染者に対しては、COCOAアプリへの登録と濃厚接触者通知の有無の確認し、確実に濃厚接触者通知を行うように指導しました。

(4) 濃厚接触者ではないものの接触の可能性が考えられる学生への「健康アンケート」を実施(回答率100%)し、体調不良の項目に該当する学生に対しては保健室から聞き取りを行い、病院受診させ、PCR検査を受けさせています。

(5) サッカー部全部員の保護者に対して、教職員から一人ずつ電話にて状況説明を行い、ご家族を含めて、健康観察をお願いしています。

(6) サッカー部の待機寮生及び外部下宿生に対して、看護学科の教員による健康観察(毎日の聞き取り)を実施するとともに、お弁当を朝昼夕食の3食届け、生活必需品を配給しています。

以上

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