大学からのお知らせ

202111.17
大学からのお知らせ

【広報課】本学客員教授 橋本聖子先生が「東京2020オリ・パラ大会」について講演

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2021年11月14日(日)に開催された「諏訪山祭・あじあん祭 合同大学祭」(本学神戸山手キャンパス)にて、本学客員教授の橋本聖子先生が講演しました。テーマは「東京大会の成果と課題」。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の貴重なお話が詰まった1時間でした。


講演の中では大会運営スタッフの能力の高さを評価し、ジャマイカ代表選手の金メダル秘話となったボランティアの話を例に、「ボランティアの皆さんが、自分でより良いものを追求してくださった。一つひとつに『心が入る』姿が素晴らしかった。」と絶賛しました。


また、スポーツ医療の観点から大会を分析し、自身の病気やケガに向き合ってきたエピソードも披露しました。病気やケガに向き合った経験、オリンピック出場経験を経た橋本先生だからこその視点として、「健康街づくり」を目指すことが真の「Well-being」につながると提言しました。橋本先生は「最初からできないではなく、病気をどう予防できるかを考え費用を削減し、予算の分配を整理することが、本当の医療体制づくりにつながる。このことを東京大会で学んだ。」と語り、「これが実現すれば、組織委員会会長としての大会開催の意義があったと感じられる。」との思いを聴衆に届けました。


最後は「スポーツは単なるスポーツに留まらず、国を作っていくことにつながる」という言葉で講演を締めくくりました。

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