心理学科ニュース

このサービスラーニングは、BBS会や保護司さん・子どもたちとの交流を通して、地域の更生保護について学ぶということを目的にしています。

BBSとは「Big Brothers and Sisters Movement」の略で、悩みを抱える子どもたちに対して兄姉のような存在として一緒に悩んだり一緒に楽しんだりするボランティア活動です。更生保護とは、罪を犯してしまった人たちの立ち直りを社会で支えようという取り組みです。今年度の秋学期は21名の学生が参加して、様々な活動に参加しています。

その中で今回紹介するのは、2021年12月11日に行われた事例検討会です。参加者は、学生に加えてBBS会員の方や保護司さんたちで、ZOOM参加の人もおり多くの人が初対面でした。そうした中、活発に事例検討ができるように学生たちが主体となってゲーム感覚のアイスブレイクを行いました（画像は学生がアイスブレイクの説明をしているところです）。

その結果、和やかな雰囲気で、架空の非行少年に関する事例検討を活発に行うことが出来ました。実際に少年と接している保護司さんの生の声を聴くことができ、大変勉強になったと思います。