大学からのお知らせ

202208.25
大学からのお知らせ

ユネスコ・文部科学省共同ワークショップを開催

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8月24日、関西国際大学尼崎キャンパスの301大講義室KUISホールにおいて、「アジア・太平洋地域におけるマイクロクレデンシャルの公正な承認にむけて」と題したワークショップが会場35名、ZOOM160名余の参加者を集めて開催されました。

マイクロクレデンシャルとは、従来のマクロな学位制度に対して、小さな学修歴を表す言葉として、新型コロナウィルス感染症の影響により、対面での授業実施が難しい中、オンラインの教育成果を記録する有効な手段として、また多様な学習形態を支援・発展させる手段として世界中で注目されている試みです。

渡辺栄二文部科学省高等教育局主任視学官と会場校の濱名篤関西国際大学学長の挨拶の後、芦沢真五関西国際大学副学長・国際コミュニケーション学部教授の趣旨説明からワークショップがはじまりました。

OECDとユネスコの立場から2021年に実施したマイクロクレデンシャルに関する調査報告があり、続いて、オーストラリア、マレーシアそして日本の現状と問題点の紹介と今後の展望について報告がありました。

食事休憩をはさんだ午後から、①欧州・オーストラリア・ニュージーランドの先行事例、②アジア太平洋圏のケーススタディの2グループに分かれてディスカッションを行い、最後にパネルディスカッションにより、各国で実施されているマイクロクレデンシャルの品質保証を行い、国際的通用性を高めるための活発で有用な議論と情報交換が行われました。

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