学生生活

202209.20
学生生活

2022年度秋学位記授与式を挙行しました

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9月9日(金)に尼崎キャンパスにおいて、2022年度秋学位記授与式を挙行しました。本学を卒業して晴れて社会に巣立つ学生は、人間科学部 人間心理学科4名、人間科学部 経営学科10名、教育学部 教育福祉学科3名、教育学部 英語コミュニケーション学科3名、現代社会学部 総合社会学科2名、現代社会学部 観光学科3名の計25名です。

卒業生の代表として、賈 琳(カ リン)さん(教育学部 英語コミュニケーション学科)が挨拶をしました。

その中で賈 琳さんは「卒業は終幕ではなく、ただ人生の分岐点の一つであります。卒業生全員、今の状況に甘んじず勇気と希望をもって、自分の未来に全力で進みたいと思います。」と述べ、最後に「本日をもって本学を去ることに、名残惜しさは尽きませんが、多くの方々のおかげで今日という日を迎えられましたことに感謝申し上げます。また、有意義な大学生活を送らせて頂いた関西国際大学の更なる発展と、私達の後輩が自分らしく深い学びができることを祈念いたします。」と謝意の言葉で挨拶を結びました。

濱名学長より「みなさんの在学期間は、大きな困難と新しい変化があった時期でした。3年間、コロナ禍で想定外の連続だったと思います。その本学で学んだ経験を活かし、変化ある社会の中でも自分の原点を忘れないでください。原点を思い出したくなったら、大学に戻って来てください。みなさんが世界中どこにいても、みなさんの可能性を伸ばす未来であることを願います。」と激励の言葉を贈りました。

式終了後、学長はじめお世話になった先生方と記念写真を撮影。教職員や友人との別れを惜しみました。

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【卒業生代表挨拶】

教育学部 英語コミュニケーション学科 賈 琳

本日は私達のためにこのようなすばらしい式を開いていただきまして、ありがとうございます。学長先生、はじめ諸先生方、ならびに関係者の皆様に卒業生を代表させていただきまして、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。そして、お忙しい中、わざわざこの学位記授与式に参列していただいたご来賓の皆様に、お礼を申し上げます。

関西国際大学は、人間愛にあふれた人を育成することを目標とされますので、愛情に満ちた、思いやりのある暖かい雰囲気が自然にあります。疑問や悩みがある時、先生方が根気強くご指導くださったり、先輩からは有益なアドバイスをいただいたりをして感謝しています。このような恵まれた環境で学ぶことに専念でき、興味のあることを自由に学べたのは、学長先生や教職員の皆様のおかげです。

二年前、新型コロナウイルスが世界中に感染拡大していた中、日本に留学してきた私達は、数えきれないほどの困難に遭遇しました。そして、今この場に立ち、皆様に会えていることがどれほど幸せなことか、このことを痛切に実感しています。 今日の式においても感染拡大を防ぐために、関係者の皆様にご尽力いただき、心より御礼申し上げるとともに、1 日も早い終息を切に願います。

さて、卒業を迎えた今、入学してから今日までの日々を振り返ってみますと、瞬く間に毎日が過ぎ去ったように思います。楽しいこともありました。また、悔しいこともありました。今はすべてのことが非常になつかしく、恋しいと感じています。今日という卒業の日を迎え、これから私達卒業生は各々が選んだ道へ進んで行くことになります。しかし、卒業は終幕ではなく、ただ人生の分岐点の一つであります。そこで、私達は今後、様々な進路において、新たな価値を生みだす形で、国際社会で活躍できる人間であることにとどまらず、世界中の人々と痛みを分かち合い、問題を解決していく実行力のある人間になることを目指して引き続き頑張っていきます。今日、卒業する仲間と次のことばを共有したいと思います。「念ずれば、花開く。」これは、ただ念じていれば、あるいはじっとお願いしていれば、夢が叶えられるという意味ではありません。この言葉の本当の意味は、何事も一生懸命に祈るように努力をすれば、自ずから道は開ける、夢や目標が叶えられるようになるということです。卒業生全員、今のままでとどまらず、勇気と希望をもって、自分の未来に全力で進みたいと思います。

本日をもって本学を去ることに、名残惜しさは尽きませんが、多くの方々のおかげで本日を迎えられましたことに感謝申し上げます。ご指導いただきました先生方、学生生活を様々な形で支援してくださった職員の皆様、多くの時間を共有してきた友人、ずっと見守ってくれた家族、これまで支えてくださった全ての方に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

最後に、有意義な大学生活を送らせて頂いたこの関西国際大学の更なる発展と、私達の後輩が自分らしく深い学びができることを祈念いたしまして、卒業生代表の挨拶をさせていただきます。

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