心理学科ニュース

202209.20
心理学科ニュース

【心理学部】サービスラーニングA「動物と学ぶ~三木ホースランドパークでのサービス活動を介しての自己―対人理解~」活動報告

2022年83日・4日の2日間、三木ホースランドパーク・エクウスの森馬事センターにて、馬とふれあいながら、厩舎作業を中心としたサービス活動とAAT(動物介在療法)に基礎をおいた自己理解-他者理解のワークを行いました。

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一般によく耳にするアニマルセラピーは、厳密には動物を対象としたセラピーを言います。私たちがイメージする、動物の力を借りて人を対象に行うセラピーはAAT(動物介在療法)と呼ばれます。特に馬を介在させる、馬介在療法・馬介在活動を応用しました。

活動後は「自分は思っているよりも慎重な性格をしていると考えていたが、慎重になりすぎずに自信を持っていくこともしてみようと考えた。」「馬が相手でも人間が相手でもコミュニケーションをとる時には相手のことをまずしっかりと理解して自分の出来るその人に対応したコミュニケーション方法を作っていくことが必要だと考えた。」「問題に対する向き合い方や解決の仕方を自分はどのように行っていたのか客観的に感じることができただけでなく、日常に置き換えて振り返ることができた。」等、それぞれの変化をふりかえりました。ここでの体験の学びをさらに専門性へと深めて学んでいきます。

その後、この活動での経験をもとに8月から10月にかけて、三木ホースランドパークでの各イベントにスタッフのサポートとして参加しました。来場されたお客様との関わりの中での気づきや違った視点から見えたことなどを今後、外化して事後学習にてまとめ、ステークホルダーへ報告致します。

心理学部 心理学科 教授 横川 滋章

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