大学からのお知らせ

関西国際大学は、文部科学省の2022年度(令和4年度)「大学の世界展開力強化事業」に採択され、2022年秋から海外4か国の大学などとの共同プロジェクトを進めています。

海外協定第1段として、11月15日(火)に濱名篤学長、芦沢真五副学長は、オーストラリアのウェスタンシドニー大学(WSU)を訪問し、Barney Glover副総長兼学長、国際部門のLinda Taylor副学長と面会して同大学と大学間交流協定(MOU)を締結しました。

面会でWSUのGlover学長と本学濱名学長は、各大学の特徴を説明して意見交換を行いました。Glover学長からは「10名ではなく100名規模の交流事業にすべき」という発言もでるほど、面会は終始友好的な雰囲気の内で進み、今回の共同プロジェクトが歓迎されているのがよくわかりました。親日家であるGlover学長は、WSUと日立との共同事業についても言及されました。

MOU締結後、Taylor副学長とも会談し、短期派遣だけでなく中期、長期の学生交流も進める方向でも合意して、英語力基準についても可能な限り柔軟に対応したい、とのコメントもいただけました。

午後には、以下の2校を訪問しました。

1. Our Lady Mercy College(OLMC)
   本事業の高大連携を目標に、起業家教育に熱心な周辺の女子私立高校であるOLMCを訪問しました。同校からはコアカリキュラムである起業家マインドを醸成する実践型プログラムの説明を受けました。
2. WSU School of Business
   同校では学部長であるAmir Mahmood教授と面会しました。Mahmood教授は、濱名学長と共通の知人があり、本学ACPとの提携や防災教育にかかわる国際連携に関心を持たれました。また、本事業における学生交流にも最大限協力したいと表明されました。