心理学科ニュース

202302.21
心理学科ニュース

【心理学部】サービスラーニング「インターネットを安全・安心に使える社会をつくる」~防犯落語会等において寸劇を上演し、ネット社会の危険性や対処法を啓発~

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新開地喜楽館での上演の様子

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イオンモール神戸南での上演の様子

多くの人が利用するインターネットにおいて、その落とし穴となる犯罪手口と対処法を高齢者やショッピングモールに集う買物客に伝える催しを、2月12()新開地喜楽館、18日(土)イオンモール神戸南において行いました。

喜楽館では150名に及ぶ高齢者を、イオンモール神戸南では幅広い世代の買物客を中心に心理学科の学生10人が寸劇を披露し「フィッシング詐欺」と言われるネット通販を利用する人が陥りやすい犯罪手口を再現し、注意喚起と対処法の伝達を行いました。

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この発表は、社会への貢献活動を通して学びを深める「サービスラーニング」プログラムの一環として、兵庫県警察本部サイバー犯罪対策課、兵庫県兵庫警察署の担当係長等からサイバー犯罪の現状やその手口の講義を受け、学生と警察官が連携してシナリオ、小道具の作成、繰り返しの練習を重ねて寄席の高座やショッピングモールの舞台での上演に漕ぎ付けたものです。

12日は、プロの落語家による防犯落語の前座として出演し、高齢者を中心とした観客の笑いを取るなど、参加した学生にとっては普通ではなかなか経験するが出来ない貴重な学びがあったと共に、上演後直接観客の方から激励の言葉を頂くなど貴重な体験が出来ました。

18日は、大型ショッピングモールにおいて、サイバー犯罪防止キャンペーンに参加しました。多くの買物客で賑わう吹き抜けのコートにおいて、チラシやグッズの配布による啓発、舞台での寸劇の上演を行い、19日読売新聞朝刊に活動が紹介されました。

参加した学生にとっては、現職の警察官との直接的な交流と地域の方々との触れ合いを通じて社会体験が出来たのではないかと思います。

【教授 髙橋浩樹】

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