GS活動報告

202306.13
GS活動報告

グローバルスタディⅠ(台湾/2022冬 台中)活動報告:保健医療学部 看護学科

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保健医療学部看護学科において、看護グローバル専攻が設置されてから初めての現地でのグローバルスタディ(GS)となりました。2023年3月、協定大学である台湾アジア大学のご協力により、8日間の海外研修を実施しました。

アジア大学では、"日本の文化"や"日本の医療保健制度"などを紹介するために、事前学習として準備した英語によるプレゼンテーションを行い、大きな拍手をもらいました。また、AI技術を駆使した看護技術演習や、台湾ならではの伝統医療に関連した看護の講義に参加させてもらうことができました。

日本との共通点として、台湾は大きな震災を経験していることや高齢化社会が進んでいることが挙げられます。そこで「921地震教育園区」や高齢者支援施設を訪問しました。前者では、事前に「人と未来防災センター」で学習したことを活かし、楽しく積極的に体験学習をしつつ災害看護との関連を考察していました。後者については、台湾には介護保険がないことからサービスの違いがあることに気づいたり、多くの利用者さんが日本語を話すことで日台の歴史的関係を再認識することもありました。

アジア大学医学部附属病院も見学させていただき、東洋医学と西洋医学の融合に感心する場面もありました。

台湾滞在中は、アジア大学の先生方や学生さんと毎日一緒に過ごし、看護や文化についてディスカッションする機会が常にあったほか、ガールズトークに花を咲かせていた姿は微笑ましいものでした。

帰国後は大学の全体報告会でポスターセッションに臨み、他学部の先生方や学生さんたちと意見交換することができ「とても楽しかった!」と思えたようです。このGSを通した経験が『将来は海外で看護活動をしたい』『日本で外国人に対し異文化看護を推進していきたい』などの抱負につながったことを大変うれしく思っています。

GS4.jpg看護技術演習
GS3.jpg高齢者施設訪問
GS2.jpg"伝統医療と看護"の授業
GS1.jpg
ポスター発表

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