心理学科ニュース

神戸新聞三木版「学問探究～関西国際大の入門講座」シリーズ第42回目は、犯罪心理学・臨床心理学などが専門の神垣一規 准教授による「『非行からの立ち直り』失敗を成長の糧にする」です。

神垣一規 准教授は記事の中で、少年院での生活に意味があったと感じる少年は、意味が無かったと感じる少年に比べ再非行率が低いという研究結果を紹介されました。

その研究結果を踏まえながら、捉え方が重要なのは非行少年に限ったことではない。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」などという言葉があるが、単なる苦労や失敗を重ねるだけでは自信も高まり難い。その苦労や失敗が持つ意味や影響を考えられてこそ、次につながると言えると語られました。

掲載：2023.6.22 神戸新聞三木版 朝刊

学問探究 関西国際大の入門講義（42）「『非行からの立ち直り』失敗を成長の糧にする」

本シリーズは原則、第4木曜日の掲載になります。

「心理学科」「経営学科」「看護学科」の教師陣が、毎月1回、中学生にも分かるように、研究や学問の入り口となる話題を提供します。