社会学科ニュース

社会学部、山本晃輔准教授の編著『外国人生徒と共に歩む大阪の高校―学校文化の変容と卒業生のライフコース』（明石書店）が新たに出版されました。

山本先生の専門は教育社会学という学問です。大学で教育を学ぶことは「教師になること」がイメージされがちですが「社会における教育」の現状を研究する学問もあります。この書籍は全国的に増加する外国人の子どもの高校教育を研究したものです。

日本社会はすでに日本人だけが生活するという状況にありません。日本は人口減少という最大の社会問題に直面しています。将来の人口推計においても毎年数万人規模での外国人生活者の超過が見込まれています。こうしたとき、外国人の子どもたちをどのように受け入れていくのか、様々な取り組みが必要となります。

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明石書店 https://www.akashi.co.jp/