世界展開力
第2回国際学生起業家会議 Venture Makers Global Conference 開催レポート(広報学生スタッフ)
7月3日より約2週間、神戸山手キャンパスがある神戸の地で、イギリス・カナダ・オーストラリア・インドの4か国の学生を招き、起業家マインドについて本学学生と一緒に学び、その成果発表の場として7月13日(木)に第2回国際学生起業家会議が本学山手キャンパスで開催されました。総勢124名（発表学生含む）の聴衆の前で国内外5か国・32名の参加学生がグループに分かれ起業アイディアを発表しました。「起業家マインド」と聞くと難しいと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。身近な問題を解決することが起業家への一歩に繋がるのです。
多くの企業の方々に講義を開いていただき、インプットした内容を用いて学生独自にビジネスも発案しました。それをグループごとに起業家・投資家の方々の前でピッチ（プレゼンテーション）を行います。アプリの開発や斬新なアイデアとの組み合わせにより、魅力的なビジネスを考案していました。国籍を問わずさまざまなバックグラウンドを持つ学生が、1つのことに夢中になって協力している姿が印象的でした。この経験から参加した学生全員が実りのある多くのことを学べたことは間違いないでしょう。
・参加した学生のコメント
最初は英語ネイティブの人たちと交流していくことがとても不安でした。グループワークやディスカッションでさまざまな交流を深めるにつれ、その不安が挑戦や発見の楽しみに変わっていきました。もちろんコミュニケーションをとるうえで心配な点も多々ありましたが、私が英語で話すのをじっくり待ってくれたり、私が言おうとしていることをくみ取ってくれたり、彼らのやさしさにたくさん助けてもらいました。また、国籍の違う人たちとの交流やその人たちの文化を知ることがこれほどおもしろいものだったんだなと新しい発見にもなりました。これらの経験が新しい自分の価値観になり、より英語を頑張ろうと思える1つのきっかけになりました。
国際コミュニケーション学部グローバルコミュニケーション学科
1年櫻田雪花
・参加したスタッフのコメント
私も去年参加した経験から、ビジネスを考案する難しさのみならず、英語でコミュニケーションを取りながら意見を言ったり練習したり...たくさんの試練にぶち当たります。それを乗り越えるためには挑戦することや、できない自分から逃げないことが一番の成長につながると気づきました。今回参加した学生たちも高いハードルを乗り越え、チームでピッチを行っていた時の目は全員がキラキラ輝いている物でした。そこには達成感と安堵の気持ちが存分ににじみ出ていました。海外の人と交流することや何かを一緒に作り上げることは、これから大学で何を学ぶにしても自信につながると思います。それに、この一緒に2週間走り切った仲間はとても大事な存在になったと思います。衝突もしながら励まし合った関係は、いつまでも続き遠く離れていても長く続く関係だと私は思います。学生の間にしかできない経験、この出会いや成長を大切にしてほしいと思います。
国際コミュニケーション学部英語コミュニケーション学科（現:グローバルコミュニケーション学科）
4年藤本真帆
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