GS活動報告

202309.27
GS活動報告

グローバルスタディⅠ(ブラジル/2023夏)活動報告

写真その2.jpg

プログラムでは、2023年8月23日からNPO法人関西ブラジル人コミュニティCBK(神戸市)を4日間訪問しました。事前学修では、日本とブラジルの移民や移住の歴史を踏まえ、進路・就労選択を中心とする在日日系ブラジル人の課題や在日ブラジル人の子どもたちの現状と課題としてのフリースクールやブラジル学校について学んだうえで、多文化共生の在り方についてディスカッションを行いました。

CBKでの期中学修では、ポルトガル語やCAPという美術のアトリエの活動の講義、移住ミュージアムの見学、日本へ移住された方のドキュメンタリー観賞、スタッフの先生方による日本とブラジルにおける移民体験談の講義を3日間受講することで、生きた体験談に触れることの醍醐味が大いに感じられました。期中学修4日目は、毎週土曜日に行われている、ブラジルにルーツをもつ子どもたちへの学修支援教室に参加させていただき、子どもたちの語学支援等について学ぶとともに、本学学生からも、日本のアニメや映画、日本の伝統的な遊びや衣服を紹介しました。そして、各グループに分かれて、ブラジルにルーツをもつ子どもたちや様々な世代の方たちから、移民や移住に関する体験をインタビューさせていただきました。

事後学修では、インタビューでお聞きした内容や期中学修で学んだ内容について、自分たちなりに考えを深め、ポスターにまとめてプレゼン発表をしました。ここでは、中学生の皆さんが授業参観に来てくださり、熱心に発表を聴講してくれました。

グローバルスタディの学修を基に、今後はブラジルと日本との多文化共生について、様々な視点から相互交流の場を大切に育てていってくれることを期待しています。

写真その3.jpg
ブラジル写真.jpg
写真その4.jpg

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter