大学からのお知らせ

10月14日(土)、2024年に創立100周年を迎える濱名山手学院の記念事業の一環として、姉妹校の神戸山手女子中学校・高等学校にて、濱名山手学院100周年記念事業 神戸山手女子高等学校 関西国際大学進学プロジェクト 教育シンポジウム＆公開授業「輝く未来への導き－高大連携による生徒の才能と可能性への探究－」が開催されました。

濱名篤理事長の挨拶から始まり、大阪大学の川嶋太津夫特任教授を招いて行われた基調講演では、高校から大学への進学率増加の話を踏まえ、偏差値一辺倒の教育から主体性・多様性・協働性を育む教育への方針転換について語られました。また、現在行われている探究学習・高大連携、そして大学の研究とのつながりの重要性についても触れられました。

続いて、神戸山手女子中学校・高等学校の平井正朗校長からは、学校教育改革の進捗と成果についての発表がありました。

最後に、リクルート進学総合研究所の小林浩所長を交えて、濱名理事長、川嶋特任教授、平井校長の4名でパネルディスカッションをおこない、議論を通して、これからの高校と大学とのつながりと、その教育の在り方について議論を深める場となりました。

途中、神戸山手中高在校生による「探究学習」の研究成果の発表をはさみ、関西国際大学進学プロジェクトに実際に関与した本学の看護学科・教育福祉学科・社会学科の教員との公開授業が行われました。この授業では、プロジェクトで得た学びの成果発表を中心に進行しました。公開授業では、神戸山手高等学校の在校生と本学教員との交流を通じて、高校と大学の学びの違いを体感するとともに、各教員が研究している専門領域の価値を確認する機会となり、大変有意義な時間となりました。

創立100周年という記念すべき大きな節目に向かっている本学院は、これからも教育研究等活動を深め、活性化させるべく、高大連携をはじめとした様々な連携教育活動を推し進めて参ります。