
社会連携センター
第22回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムに参加しました
2025年8月30日(土)、31日(日)に神戸市中央区ポートアイランドで開催された「第22回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」に、本学が参加しました。
本フォーラムでは、「激変する将来社会を切り拓く新たな人材の育成にむけて ~不易流行で考える大学間連携と産官学協働~」をメインテーマに、シンポジウム、ポスターセッション、学生ステージなど多彩なプログラムが展開され、全国から大学、自治体、企業の関係者が集い、活発な交流と情報発信の場となりました。
本学は、8月30日(土)のポスターセッションにて、2分野でのパネル展示を行いました。
「大学間連携」「産官学連携」の分野では、「Learning & Commitment 地域社会をフィールドに実践的な力を身につける。一人ひとりのWell-beingの実現へ」をテーマに、サービスラーニングや地域連携活動を通じて、学生が地域社会の課題に向き合いながら実践的な力を育む学びへの取り組みを紹介しました。
「震災30年、阪神・淡路大震災の教訓をつなぐ大学・学生の活動」の分野では、「関西国際大学のセーフティ[安全・安心]教育」をテーマとして、防災士養成をはじめとする、本学の安全・安心教育と人材育成に関する取り組みを紹介しました。
展示ブースには多くの参加者が訪れ、行政、産業界、大学関係者など、多様な立場の方々から関心をお寄せいただきました。他大学の出展者との情報交換も行われ、今後の連携の可能性を探る良い機会となりました。
また、シンポジウム「大学間連携と地域共創 ~社会変革期におけるコンソーシアムの可能性~」では、本学濱名篤学長がモデレーターとして登壇しました。
高等教育機関が、急速な少子化・デジタル化など社会環境の変化に対応するため、いかに地域社会との共創を実現するかについて、各界の有識者によって多角的な視点から議論されました。大学間および産官学との連携によって生まれる新たな価値や可能性、さらに大学コンソーシアムが果たす役割にも焦点が当てられ、高等教育の未来を展望する貴重な機会となりました。
今回の参加を通じて、本学の教育や地域連携の取り組みを広く発信でき、多くの参加者との対話や他大学との交流を通じて、今後の連携や協働の可能性を広げる有意義な機会となりました。
本学は今後も、地域社会との共創の実現に向け、地域や社会との連携を深めながら、将来社会を切り拓く人材の育成に貢献してまいります。