県立伊丹西高等学校の総合ヒューマン類型(教育・看護・医療・福祉分野に関心を持つ1年生)の生徒が、高大連携の一環として関西国際大学を訪問し、大学見学会を実施しました。生徒たちは、初めての大学訪問で、将来の職業選択に直結する専門分野の授業を体験し、大学生活のリアルな側面に触れました。
松尾准教授が語る「教師の仕事」のリアル
見学会では、教育学部の松尾 和宣 准教授による「教師の仕事について」と題した講演が行われました。松尾准教授は、スライドを用いながら、教師という職業の多面的な役割や、生徒との関わりから生まれるやりがいについて、熱心に解説。生徒たちは、教職への理解を深める貴重な機会となりました。
学生による多角的な紹介とキャンパスツアー
講演後には、教育学部の在学生による紹介が続き、以下の4つのテーマで大学の学びと生活の魅力が伝えられました。
- 大学案内
- 関西国際大学での教育学部の学び
- 大学生活
- キャンパスツアー
学生たちは、パワーポイントなどの資料(画像参照)を使いながら、高校時代とは違う大学での学び方や、サークル活動、一人暮らしといった**リアルな「大学生活」**のイメージを分かりやすく紹介しました。初めて大学に来校した生徒たちは、興味津々で授業の様子を聴講し、学生との交流を通じて、キャンパスライフへの期待を膨らませました。
卒業生との再会が結ぶ高大の絆
特に印象的な一幕として、案内役の学生の中に伊丹西高校の卒業生がいました。卒業生は、高校在学時にお世話になった引率教員とキャンパスで再会を果たしました。
引率教員からは、「高校を卒業してから大学で専門的に学び、立派に成長している姿を見ることができて非常に嬉しく、後輩たちの良いロールモデルになった」と、喜びと称賛のコメントが寄せられました。
この見学会は、高校生が進路に対する具体的なイメージを持つとともに、大学の学びと学生生活を肌で感じる、大変貴重な機会となりました。




