
高大連携室
202510.14
高大連携室
高校生の探究に専門家の視点:神戸甲北高校「情報社会」ゼミで関西国際大・福田講師が熱心に講評
県立神戸甲北高等学校は、高大連携の一環として、関西国際大学 高等教育研究開発センターの福田 美誉 講師を招き、2年生の探究学習「情報社会」ゼミの発表会を実施しました。生徒たちは、情報化社会の様々な側面を探究した研究成果を発表し、福田講師から個別の熱心な講評を受けました。
福田講師は、教育工学やキャリア教育を専門とし、以前はITエンジニアやカリキュラム開発の経験を持つことから、生徒たちの多様な研究テーマに対して専門的かつ実践的な視点から具体的な助言を行いました。


多様なテーマに専門的アドバイス
9月16日の提出期限に合わせ、生徒たちは「情報社会」に関連する多岐にわたるテーマを設定し、アンケートや実地調査、プログラミングなどのフィールドワークを実施しました。報告会では、各グループが15分ずつ、これまでの研究成果と今後の計画を発表しました。
12月の最終発表へ向けた後押しに
生徒たちは、探究の中間考察で明らかになった課題や、今後の展望について率直に報告し、福田講師からの多岐にわたるフィードバックを真剣に受け止めました。特に、データ分析の方法や、研究をより深めるための新たな視点、そして研究成果を効果的に伝えるためのプレゼンテーションの構成について具体的な助言が得られたことは、生徒たちにとって大きな収穫となりました。
今回の講評は、生徒たちが12月の最終発表に向けて探究活動を加速させる大きな後押しとなることが期待されます。高校生と大学教員による専門的な交流は、生徒たちの論理的思考力とキャリア意識の醸成に貢献しています。


