高大連携室

202510.14
高大連携室

「しなやかな心」を育む:鹿島朝日高校で関西国際大学・道免先生がレジリエンス講演

鹿島朝日高等学校 神戸駅前校は107日(月)、生徒のスキルアップと心の成長を目的とした高大連携授業を実施しました。関西国際大学 心理学部道免 逸子 先生を講師に迎え、「ストレスをはねかえすレジリエンス」をテーマに、生き方をより豊かにするための講演が行われました。

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「生き方上手」になるための心理学

道免先生は、辛いことが多い現代社会において、「しなやかな心」をもって生き方上手になるにはどうすれば良いか、という根本的な問いをテーマに講演を展開しました。

講演ではまず、ストレス対処の基本について解説。感情は価値判断の基準になるので、その上で、心の健康を保つための具体的な方法として、心にエネルギーをくれるリソースを日頃から意識し、リストアップしておくことの重要性を強調しました。

呼吸法でリラックスを実践

さらに、すぐに実践できるストレス解消法として、リラックスのための呼吸法が生徒とともに実践されました。生徒たちは、集中して呼吸に向き合うことで、心の状態を整える方法を体感しました。

この授業は、生徒たちが自らのメンタルヘルスについて考える貴重な機会となり、聴講した生徒だけでなく、同席していた教員からも「大変勉強になった」という声が聞かれるなど、非常に有意義な連携活動となりました。

鹿島朝日高等学校 神戸駅前校と関西国際大学は、今後も高大連携を通して、生徒の心理的な成長キャリア形成を支援していく方針です。

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