国際交流・海外プログラム

2025.12.17 国際交流・海外プログラム

交換留学/グローバル・リサーチ:プログラム参加者の声【国立高雄大学】台湾(約5ヶ月)

留学先:国立高雄大学/National University of Kaohsiung(台湾)
期間:2024年9月〜2025年1月(5ヶ月)
専攻・学年:グローバルコミュニケーション学部グローバルコミュニケーション学科・2年 S.K.さん

留学を志望した理由(Before

異文化に触れながら新しい環境で学び、自分の視野を広げたいという思いが留学を志した大きな理由でした。語学を教科書だけで学ぶのではなく、実際に現地の人々と交流しながら体験的に身につけたいと感じていました。また、異なる価値観や生活スタイルに触れることで、これまで知らなかった世界を知り、自分を成長させたいという期待を抱いていました。

現地で特に印象に残っていること・取り組んだこと(Action

国立高雄大学は広々とした自然豊かなキャンパスが特徴で、のびやかな空気に包まれながら授業を受ける時間はとても心地よいものでした。英米文学や映画を学ぶ授業では、教材は英語でありながら補足説明が中国語で行われることが多く、最初は理解が追いつかず戸惑う場面もありました。特に専門的な内容に触れる授業では、英語と中国語の両方に対応する必要があり、毎回が小さな挑戦でした。

しかし、困難を抱えつつも読み込みや予習を重ねるうちに、少しずつリズムがつかめるようになり、多言語環境で学ぶ楽しさを発見していきました。交流面では、最初こそ言語の壁があったものの、現地の学生がゆっくり話してくれたり簡単な英語を交えてくれたりしたおかげで、自然と距離が縮まりました。文化交流のイベントにも参加し、台湾の伝統文化を体験しながら新しい友人が増えていく時間は、留学生活の中でもひときわ色鮮やかな思い出です。また、台湾での生活はとても便利で、学内や寮のWi-Fi環境、手頃な価格の食事、交通の利便性など、暮らしやすさを実感する場面が多く、初めての海外生活で感じていた不安はすぐに薄れていきました。

留学の成果・変化(After

英語と中国語が入り交じる授業環境を経験したことで、未知の言語に対しても臆せず取り組めるようになりました。最初は難しく感じていた授業も、挑戦し続けることで「理解の糸口をつかむ感覚」が増え、自分の語学力や適応力が確実に伸びていることを実感しました。

行動面では、わからないことがあれば自分から質問したり、友人に助けを求めたりする積極性が身につきました。文化や習慣の違いを受け入れながら生活する中で、「完璧に理解できなくても、一歩踏み出してみれば道は開ける」という考え方が支えになりました。留学前よりも柔軟で行動的な自分に変わったと感じています。

留学を考えている学生へのメッセージ

留学は語学を学ぶだけでなく、自分自身の考え方や行動まで変えてくれる大きな経験です。新しい国で生活することに不安を感じる人もいると思いますが、現地の人々は驚くほど親切で、困ったときには手を差し伸べてくれることが多いです。授業で言語の壁にぶつかることもあるかもしれませんが、大切なのは「挑戦し続ける気持ち」です。

また、授業外での過ごし方も留学を豊かにする大切な要素です。イベントへ参加したり、現地の食文化に触れたり、ちょっとした会話を楽しんだりすることで、その国の魅力を深く感じることができます。わからないことは恥ずかしがらずに周囲に聞いてみてください。小さな一歩が、大きな経験を連れてきてくれます。

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