
三木市からの依頼を受け、「令和7年度三木若者ミーティング」に経営学部の学生6名が参加しました。
本事業は、若者(高校生や大学生)に三木市の事業を知ってもらい、若者視点の意見やアイディアを加えた事業PRを行ってもらうと共に、活動を通して三木市への愛着を持ってもらうことを目的に、市内の大学生・高校生等を対象に実施されています。
参加をした経営学部の学生6名(3年2名、1年4名)は、市内高校生の6グループに1名ずつ配置され、ファシリテーター役として、活動の進行や成果物の作成を支援しました。
「令和7年度三木若者ミーティング」の主な活動内容は、「若者の視点による三木市事業のコマーシャルの作成」です。参加者は、市が実施する事業の経緯やターゲット、効果について深く学び、その上で若者視点の意見やアイディアを考案し、事業の広報物としてPR動画を作成しました。また、参加学生は広報PR戦略に関する知見を得るため、2025年8月18日には大阪関西万博への視察も実施しました。
2025年12月23日には三木市役所にて成果発表会が開催されました。発表会ではグループごとに若者ならではの視点と工夫が凝らされたPR動画が披露され、参加者一同、地域活性化に向けた熱意を共有しました。グループ発表後の仲田市長からの講評では「今回いただいた貴重なアイディアやPR動画は、市の今後の施策に積極的に活用させていただき、若者が進学や就職で三木を離れても、また戻ってきたいと思える『まちづくり』に活用させてもらいます。」とのお言葉をいただきました。
作成されたPR動画は、三木市HPやSNSの他、企業版ふるさと納税のマッチングサービスなどへの掲載が検討されています。
活動を通して、学生たちは地域社会への理解を深めるとともに、ファシリテーターとしてのリーダーシップを発揮する貴重な経験を得る機会となりました。
【参加学生コメント】
「今回、ファシリテーターとして高校生をまとめる難しさと楽しさの両方を実感しました。経営学部で学んだ広報戦略の知識を、三木市事業のPR動画制作という実践的な課題に活かせたのは大きな経験です。若者視点での企画立案の重要性を改めて学び、地域社会との連携の面白さを知ることができました。」






