セーフティマネジメント教育推進室

2025.12.22 セーフティマネジメント教育推進室

内閣府 令和7年度「官民連携による避難所運営の質の向上強化事業」フォーラム『避難所運営を考える ―みんなで備えるために―』を開催

内閣府「官民連携による避難所運営の質の向上強化事業」の一環として、令和71220日(土)三木キャンパスにてフォーラム「避難所運営を考えるみんなで備えるために」を学内教職員及び学外地域住民の方向けに開催しました。

 

本学は、安全安心社会づくりに貢献する人財育成に取り組んでおり、災害が多発する近年、自然災害への対策・対応能力は、どの学部で学び将来どの職業に就くとしても求められる能力であると考えています。本フォーラムは、災害関連死のリスクに対し私たちに何ができるのかを、避難所運営の視点から考えることを目的として実施しました。

 

<プログラム概要>

  1. 避難所運営サポーター制度紹介動画の上映 本学は2020年度より三木市と協定を締結し、全国でも珍しい「避難所運営サポーター制度」を構築しています。一定の知識とスキルを持った学生が「避難所運営サポーター」として市長より委嘱されるこの制度の概要が紹介されました。学生たちは、この制度を通じて、自身や家族を守る自助だけでなく、将来住民や企業人として共助に携わっていくための具体的な知識や経験を身につける機会を得ています。
  2. パネルディスカッション 避難所運営の課題や、災害時におけるケアとマネジメントについて議論が行われました。 パネリストとして本学からは、経営学部経営学科3年の岩崎孝祐さん、保健医療学部教授の畑吉節未先生、本事業で連携している外部団体から、三木市危機管理課 課長の黒田正孝氏、三木防災リーダーの会 会長の村尾佳美氏が参加し、官民連携による具体的な取り組みについて意見交換が行われました。コーディネーターはセーフティマネジメント教育推進室長の村田昌彦先生が勤めました。

[参加学生からの感想]

防災士の資格を持っているものの、それをどう地域に活かせるか分からず、「持っているだけはもったいない」と感じていました。今回のフォーラムを通して避難所運営サポーター制度の具体的な活動内容や、卒業後の共助へのつながりについて知ることができ、今後の防災・減災をはじめとした地域での活動について、より一層、積極的に取り組みたいという意欲が湧きました。

本学は、今後も自治体・企業・団体・住民と避難所運営の課題について取り組み、市民との協働に拡充した「災害時における共助」の連携モデルを市内外に発信していく予定です。

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