心理学科ニュース

2026.01.08 心理学科ニュース

【心理学部 活動報告】子どもの通学路における安全確保に向け、生田警察署で講義を受講

心理学部1年生の秋学期科目「基礎演習」では、学年共通のテーマとして「子どもの通学路の安全確保」について検討を行っています 。学期初めに、学生たちは以下の4つの分野に分かれてグループワークを開始しました 。

  1. 通学路の危険個所の発見と情報発信
  2. 日常的な見守り活動
  3. 効果的な防犯教育
  4. 交通問題

まず、文部科学省のハンドブック(2021年)や登下校防犯プラン(2017年)、交通安全白書(2025年)などの公的資料に基づき問題の掘り起こしを実施 。さらに、実際の通学路を自分たちで歩いて危険カ所がないかを確かめながら、具体的な対策案を練り上げてきました 。

その一環として、20251223日、寺村ゼミ・中山ゼミの学生33名が生田警察署を訪問しました 。生活安全課と交通課の女性警察官より、小学生の安全を守るための取り組みについて約1時間の講義を受け、専門的な知見を深めました 。

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学生の感想・コメント

見学を終えた学生からは、実習や今後のプレゼンテーションに向けた前向きなコメントが寄せられています。

  • 環境整備の重要性: 子どもの交通事故は個人の不注意だけでなく、道路環境や地域の見守り体制と深く関わっていることを学びました 。プレゼン課題では、行政や地域による環境整備の重要性についても提案したいと考えています 。
  • 「生活圏内」の盲点: 子どもの行動範囲は限られているため、生活圏内での事故が多いというお話に納得しました 。視野が狭い子ども本人への注意喚起だけでなく、周囲の大人の意識向上も不可欠だと感じました 。
  • 犯罪発生場所の特性: 公衆トイレや公園が犯罪の現場になりやすいという事実に驚きました 。特に公衆トイレは視界が悪く、犯罪者にとって好都合な構造であると気づかされました 。また、子どもの視点の低さを考慮した家族での防犯活動が重要であると学びました 。
  • 実践的な防犯教育: 不審者に声をかけられた際、子どもが適切に断るための具体的な方法を検討し、結果発表の資料に盛り込みたいと思います 。
  • 「ながら見守り」の推進: 下校時や放課後は大人の目が届きにくくなります 。家庭での話し合いはもちろん、地域全体で「ながら見守り」を強化する体制づくりの大切さを痛感しました 。
  • ルールの遵守と責任: 兵庫県内で年間約15万件もの交通事故が起きていることを知り、衝撃を受けました 。自転車のルールを正しく理解し、守ることの責任の重さを伝えていく必要があると感じています

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