兵庫県北播磨県民局が主催する「北播磨地域ぐるみ防災力向上推進講座」が2026年2月21日(土)に兵庫県広域防災センターで開催され、本学の学生防災士サークル「KUISs BOSAI」を代表して、経営学部3年生の岩崎孝祐さんが事例発表を行いました。
本講座は、地域の自主防災組織や住民の防災意識を高め、災害に強い「安全な北播磨」を実現することを目的に実施されました。
岩崎さんは、大学での学びを活かした防災士サークルの日頃の取り組みに加え、被災地支援の具体例について紹介しました。
岩崎さんの発表では、被災地の状況変化に伴い、ボランティアに求められるニーズが刻々と変化していく実情が詳しく語られました。特に、能登半島地震被災地支援活動を例にあげながら以下の3つのフェーズに分けて説明がされ、状況変化に沿った適切な支援の重要性が伝えられました。
- 震災直後: 現地への交通経路が限られており、ボランティア受け入れ態勢も整っていないため、募金活動を活動の中心に据えて実施。
- 震災から約半年後: 現地入りが安定して行えるようになるこの時期から、被災地に入り、がれき撤去などの物理的な復旧支援を開始。
- 震災から1年半後: 物理的な処理が落ち着いてくる時期を見計らい、心のケアやコミュニティ形成・維持を目的とした活動(傾聴活動、祭りの復活支援など)へと移行。
岩崎さんは最後に、「私たちは誰かに認めてもらいたくて活動しているわけではありません。防災・減災を伝えることはもちろん、被災地の現状を知ってもらうこと、災害の記憶を風化させないことが大切だという思いから活動をしています。これからもサークル全員で協力し、一人でも多くの方が防災・減災について考える切っ掛けを作っていきたいです。」と今後の抱負を述べました。
本学は、これからも兵庫県北播磨県民局をはじめとする地域社会と連携し、学生による主体的な社会貢献活動を積極的に支援してまいります。

