観光学科ニュース

1月8日（土）オンラインで開催された日本観光経営学会「次世代観光経営フォーラム」にて学会長賞・優秀賞を受賞しました。

昨年に引き続き、神戸ワイナリーとの経験学習に取り組んできました。今年は、「神戸ワインを香港市場にどのように広めていくか？」がテーマでした。

そこで、「家族で楽しむ神戸ワイン」をテーマに（中山 侑哉 中島 暖華 植田 愛理沙 澤村 十偉 ダンズイ トゥン）のチームが最優秀賞の学会長賞を受賞しました。

内容としては、香港人の家族を大事にする文化に着目し、来日の際は家族で訪問が考えられることから、神戸ワイナリーのBBQ場で神戸ワインと神戸牛を合わせて提供し「ぶどう狩り」の体験を加え、収穫したブドウでワインを醸造し後日香港の自宅に届けるプランを提案したのが評価されました。

次に、「神戸ブランドを活かしたガストロノミーツーリズムへの誘致」をテーマに（髙橋 俊 金城 正道 福田 栞奈 矢田 優香 グエンチョ ラウ）が優秀賞を受賞しました。

内容としては、塚田農場において、香港の富裕層向けに神戸ビーフを使用した料理に神戸ワインという地域ブランドを重視した組み合わせ商品の提供し、神戸ワイナリーの紹介イベントを兼ねた神戸ワインのフリーミアムモデルでの試飲会を行い、神戸ワイナリーにおいて、訪日香港人向けに神戸ビーフを提供するガストロノミーウォーキングを開催する提案が評価されました。

受賞された皆さんおめでとうございます。

経験学習は、このように与えられた課題を解決するため、これまで学んだ知識とスキルをフルに活用するとともに、不足していると気づいた知識やスキルについては自主的に学ぶことが求められます。また、課題解決に至る工程の進捗管理、組織管理を自ら行っていく必要があります。

こうしたプロセスを経て、実践的な課題発見力、課題解決力、企画力、マネジメント力、チーム組織力など社会で必要な実践力を体験的に身につけていきます。

現代社会学部観光学科（2021年度より国際コミュニケーション学部観光学科）教授　西村 典芳
⇒現代社会学部観光学科