社会・地域連携

本学が神戸山手キャンパスを設置し3年。地域の皆様にやすらぎと笑顔のひと時をお楽しみいただき、本物の伝統芸能にライブで接する機会として、神戸・新開地喜楽館でもおなじみの上方落語協会のご協力を得て、「KUISs神戸山手落語会」を9/16に開催いたしました。

当日は、久元 喜造 神戸市長を特別ゲストとしてお迎えしました。

濱名学長の挨拶のあと、トップバッターのイケメン若手噺家として注目の本学卒業生でもある桂あおばさんの「秘伝書」、続いて英語落語や子どもだけ寄席など落語の普及に努め優しい語り口で定評のある桂福丸さんの「金明竹（きんめいちく）」で、会場一体の盛り上がりとなりました。

トリをつとめた、文化庁芸術祭優秀賞など豊富な受賞歴を誇り新作落語の名手である、上方落語協会・笑福亭仁智会長　自作による「EBI（エビ）」に会場の雰囲気は最高潮に達し、ご来場をいただいた90名の皆様の大きな拍手と笑顔に包まれました。終演後には仁智会長の演目「EBI」にちなみ、エビをメインにしたお弁当がご来場の皆様に提供されました。

ご来場者からは「コロナ以降このような機会がなかったので、思いきり楽しめました」「初めての落語でしたが、本当に面白かったです」などのご感想をいただきました。なお本落語会は、準備から運営を学生有志が中心となって行いました。チラシ作成、近隣への広報、本番での設営・受付・司会・撮影・照明など貴重な社会経験となりました。

開催にあたり、公益社団法人上方落語協会様、お弁当の丹波コシヒカリをご寄贈いただきました丹波市の地域資源活用拠点施設「ゆめの樹」様、ご協賛をいただきました関西国際大学保護者会様、関西国際大学以愛為縁同窓会様、お弁当をご準備いただいた淀川食品株式会社様、そしてご来場ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

今後も本学では地域活性化に向け、地域の皆さまにも喜んでいただけるような、新たな取組みを行ってまいります。