心理学科ニュース

202305.25
心理学科ニュース

【心理学部】センタープログラム(心理関係公務員対策)参加者の声

関西国際大学の心理学部には心理系の公務員(法務教官、法務技官、児童心理司等)を目指している学生が最近増えているように思います。本学では、そうした学生を対象に、教養試験対策として「資格の学校TAC」と連携して「公務員養成講座」を開講するとともに、専門試験対策としてセンタープログラム(心理系公務員対策)を開講しています。

もちろん、心理系の公務員以外を目指している学生もこれらの講座を利用することは可能です。実際に、公務員養成講座を受講する学生の中には、警察官や市役所などの公務員を目指す学生もいますし、心理系公務員対策のセンタープログラムに参加している学生には大学院を目指している学生もいます。

ここでは、20233月卒業生のうち、このセンタープログラムを受けて、法務省専門職員の試験に合格し法務教官として採用となった大岡さん、神戸学院大学大学院に合格した水谷さんの感想を紹介したいと思います。

大岡さん:専門試験(記述式)は、専門知識のほか文章作成力も必要なため、一人での対策は難しいと思いました。しかし、このセンタープログラムでは、先生の徹底的なご指導と他の受講生と解答を共有しながら、記述内容のフィードバック"が受けられ、その積み重ねが合格に繋がったと思うので受講して良かったです。

水谷さん:大学院の受験では小論文や概説などの文章問題が出題されることが多かったため、添削をしてもらえて、アウトプットの機会も得られる場所はないかと考えていました。そんなとき、公務員の心理職を目指している友達から本プログラムを紹介してもらいました。私は文章問題だけの参加でしたが、非常にためになったと考えています。というのも、概説を述べる問題は基礎知識+文章構築能力が求められます。つまり、単語を知っていて、説明ができる能力が求められます。この知識⇔説明の相互力を身に付けたい人にとってはぴったりの練習場であると思います。

試験を突破するには対策が不可欠です。一人では辛いことでも、みんなで頑張れば乗り越えられるということもあります。興味がある方はぜひ声を掛けてくださいね。

センタープログラム.jpgセンタープログラムを受講している学生の様子

【准教授 神垣 一規】

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