観光学科ニュース

202307.03
観光学科ニュース

【観光学科】「観光まちづくり実践」フィールドワーク in 丹波篠山市福住地区 ~食文化体験プログラムを考える~

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2023年6月24日から25日に「観光まちづくり実践」の授業を受講している学生たちが丹波篠山市福住地区でフィールドワークを行いました

日には、福住の魅力を活かした地域活性化事業で注目されている安達鷹矢さん(株式会社Local PR Plan代表)にお話を伺いました。安達さんは、シェアハウスや古民家ホテルNIPPONIAを経営するほか、福住地区の移住コーディネートにも尽力しながら、高品質・高付加価値の地域活性化を進めておられます。実体験に基づくお話や地域の将来ビジョンを伺うことで、学生たちは、地域の情報だけでなく、観光事業について新しい視点を得ることができたようです

た二日目は、安達さんの経営する古民家ホテルNIPPONIAを訪れ、こだわりの食とアートをキーワードにした施設を見学させていただきました。柱や壁に刻まれた歴史を残しつつ、現代的な使いやすさを取り入れたリノベ―ションや、食材の一つ一つにこだわる姿勢など、高品質・高付加価値の施設づくりを学ぶことができました

そしてお昼は、グループに分かれて福住の古民家をリノベーションした飲食店へ。福住では、近年、有機栽培や無農薬野菜といったこだわりをもつイタリアンレストラン、ピザ屋、パン屋、カフェがあり、学生たちも単なる食事ではなく、「食材」「食の空間」「安心・安全」といった「食文化ツーリズム」の幅広い可能性を実感したようです。

このプロジェクトでは、こうしたフィールドワークを繰り返しながら、地域の方々と協力して福住の魅力を活かした食文化体験プログラムを造成し、実際の販売を目指していきます。

【准教授 髙根沢 均】

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