観光学科ニュース

今回のキャンペーンのキーワードは「テロワール」。「土地の個性」を意味するフランス語で、兵庫五国（摂津・播磨・但馬・丹波・淡路）それぞれの個性を活かした観光がコンセプトです。地域の魅力といえば、なんといっても食！ということで、昨年から兵庫県の呼びかけで老舗駅弁メーカー2社と大学生が協力し、新しい駅弁の開発が進められてきました。

本学からは、歴史文化ツーリズム研究会の学生2名が「淡路屋」チームに参加。アイディア出しと検討を繰り返し、五国のテロワールを味わう「#まるっとひょうご 五国いなり」弁当を完成しました。摂津：神戸牛、播磨：明石だこ、淡路：玉ねぎ、但馬：香住がに、丹波：黒豆といった各地の特産品を取り入れ、さらに木製容器や間伐材の活用などSDGsにも配慮するなど、学生たちの工夫が満載です。

7月1日に神戸駅で開催されたDCキャンペーンの開始記念イベントでは、JRの観光列車「WEST EXPRESS銀河」やJazz演奏と並んで、兵庫県知事らと一緒に兵庫のテロワールを活かした駅弁のPRを行いました。その様子は、各種メディアやNHKニュースにも取り上げられました。

兵庫県デスティネーションキャンペーンは3か月にわたって行われ、姫路城の非公開エリアの限定公開など特別イベントも数多く用意されています。皆さんもぜひ県内各所を訪れて地域の魅力を楽しみつつ、本学学生が協力した「＃まるっとひょうご 五国いなり」弁当をご賞味ください！