観光学科ニュース

観光学科では、南あわじ市役所および地域の観光事業者と連携して、観光地域活性化に取り組んでいます。9月13日の現地活動では、現地イベント企画の打ち合わせと体験プログラム作りのための調査に行ってきました。

最初に市役所を訪問し、商工観光課の方々と株式会社うずのくに南あわじ代表取締役および日本コカ・コーラ社の方を前に、現在構想中の「地域のゴミ問題に新しい視点から取り組むイベント企画」について意見交換を行いました。日本コカ・コーラ社の方からは、同社のサスティナビリティに関する活動についてご説明いただき、また地域や企業と連携したイベントの企画について貴重なアドバイスをいただくことができました。11月のイベント実施に向けて、地域の方々と協力して準備を進めていきます！

午後からは、淡路手延素麺協同組合の組合長を務める金山製麺様を訪れ、南あわじ市の福良地区で江戸時代から続く素麺づくりについてお話を伺いました。夜中から始まる作業工程や麺を細長く引き伸ばしていくコツなど、普段食べている素麺の背後にある作り手の苦労や想いが伝わってきました。一方、事業としては、需要の減少や後継者問題などさまざまな課題をかかえており、伝統文化の一つとして継承のための取り組みや工夫が必要ということでした。

最後に、お土産にいただいた素麺を手に記念撮影。南あわじの手延べ素麺の魅力を伝えることができる観光体験プログラムの造成を目指して頑張ります！