観光学科ニュース

観光学科では、南あわじ市役所および地域の観光事業者と連携して、観光地域活性化に取り組んでいます。今回は、11月4日に開催された「3海峡クリーンアップ大作戦」に参加し、伊毘海岸の会場で2つのワークショップを実施しました。

一つは、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社と協力して行ったペットボトルのリサイクルに関する企画です。同社では、2030年に同社のペットボトルを100％リサイクル品にする取り組みを行っています。学生たちは同社の方と一緒に、ペットボトルがどのように、またどのくらいの量でリサイクルが行われているかなど、クイズを交えながら解説しました。参加者の方も積極的に質問をするなど、楽しく学びを深める企画となりました。

もう一つの企画は、海岸ゴミでアート作品を創る企画です。近年マイクロプラスチックなどの海洋ゴミが大きな話題になっており、会場となった伊毘海岸もいろいろなゴミが吹き寄せられていました。ワークショップでは、子供たちが創造力をふくらませて、海岸で拾ったゴミを使った楽しい作品を作ってくれました。

今回の企画は、学生たちにとっても「海岸のゴミ」という地域の課題を「学び」と「アート」という視点から体験プログラムに転換することを通じて、地域活性化の可能性についてあらためて考える機会となりました。

この経験を踏まえて、引き続き地域資源を活かした観光体験プログラム作りに取り組んでいきます！