観光学科ニュース

11月15日（水）関西国際大学3号館で、流通科学大学との合同ゼミによる中間発表会が催されました。

関西国際大学の3年生はプロジェクトマネジメント演習（PM演習）という科目を履修しますが、このPM演習は、連携先の企業・団体の提示する問題の解決に他者と協働して取り組むことで、これまで学んできた知識や技術を統合的に活用する力を強化することを目的としています。今回の中間発表会では、ANA総合研究所より「関西圏における3空港を比較する中で、神戸空港の魅力を向上させる施策を考え、提案する」という課題が示され、その課題解決に向けた提案について、現時点での取り組みを報告しています。

既に、春学期に具体的な課題解決に向けたテーマを選定し、その内容を発表しており、来年1月には最終発表が流通科学大学にて行われます。関西国際大学では、3チームに分かれ「神戸空港の24時間化と貨物便就航による活性化」「神戸空港の国際化に伴う神戸空港からの魅力的なツアーの提案」そして「海上空港である神戸空港の特性を活かした新たな海上輸送手段の提案」という具体的なテーマに基づき、文献調査や事業テーマ選定の理由について発表しました。

ANA総合研究所の研究員からは最終発表に向けて、事業の具体的内容の定義といった大きなポイントの指摘からプレゼンテーションにおける説明方法といった細かなアシストまで的確なアドバイスがありました。

最終発表まで残り2か月となりますが、魅力的な提案となることが期待されます。