心理学科ニュース

202403.05
心理学科ニュース

【心理学部】インターネットを安全・安心に使える社会をつくる ~産官学の取組みとして防犯落語会等において寸劇を上演し、ネット社会の危険性や対処法を啓発~

様々な年齢層の人が利用するインターネットにおいて、その落とし穴となる犯罪手口と対処法を高齢者やショッピングモールに集う買物客に伝える催しを、2月12日(月/祝)新開地喜楽館、17日(土)イオン明石ショッピングセンターにおいて行いました。

喜楽館では150名に及ぶ高齢者を、イオン明石ショッピングセンターでは幅広い世代の買物客を中心に心理学科の学生12人が寸劇を披露し「ショッピングサイトにおけるキャッシュレス決済サービスを利用して敢行される代金返金詐欺」という新たな詐欺手口を再現し、注意喚起と対処法の伝達を行いました。

この発表は、社会への貢献活動を通して学びを深める「サービスラーニングプログラム」として株式会社ドコモCS関西神戸支店、兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センターサイバー企画課、兵庫県兵庫警察署及び関西国際大学の産官学3者による取り組みとして行いました。

発表の数週間前から神戸山手キャンパスにて警察の担当官からサイバー犯罪の現状や最新の犯罪手口の講義を受けたり、学生と警察官が連携してシナリオを練り上げ、学生の手作りや株式会社ドコモCS関西神戸支店から提供を受けた小道具を使って、繰り返しの練習を重ね、その集大成として寄席の高座やショッピングセンターの舞台での上演に漕ぎ付けたものです。

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12日は、プロの落語家による防犯落語の前座として出演し、進行役としてのナビゲーター二人による漫才的な掛け合いに始まり、最後は制服の警察官が登場するという寸劇を披露して、高齢者を中心とした観客の笑い取ることが出来ました。参加した学生にとっては普通ではなかなか経験するが出来ない貴重な学びがあったと共に、上演後プロの落語家さんからもお褒めの言葉を頂戴するなど一生の思い出となる体験が出来たと思います。

17日は、大型ショッピングセンターにおいて、兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センターサイバー企画課主催の「サイバー犯罪防止キャンペーン」に参加しました。多くの買物客で賑わう吹き抜けのコートにおいて、株式会社ドコモCS関西、兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センターセンター長の参加も得て舞台での寸劇の上演を行ったり、集まった買い物客にチラシやグッズを配布し、啓発活動を行いました。

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参加した学生にとっては、現職の警察官や民間企業の方々との直接的な交流、地域の方々との触れ合いを通じて、貴重な社会体験が出来たのではないかと思います。

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