
社会・地域連携
【自治体連携】第54回尼崎市民まつりに出展しました
2025年10月5日(日)に開催された「第54回尼崎市民まつり」にて、本学の学生が出展しました。
「尼崎市民まつり」は、市制の誕生を祝うとともに、市民相互の交流と地域の発展を目的に開催されており、本学の学生は、尼崎に関わる大学の学生や高等学校の生徒が運営する「学生ひろば」にて、3つのコーナーを企画・出展しました。
午前の部では、経営学部経営学科の留学生を中心に中国・韓国・ベトナム・ミャンマーの留学生による、『民族衣装を着てみよう』ブースを実施しました。
小さなお子さまからシニア世代まで幅広い年代の方に民族衣装を着ていただき、世界の民族衣装に親しんでいただくことができました。最初は少し緊張していた留学生たちも、次第に笑顔で地域の方々と交流し、民族衣装を着るお手伝いや写真撮影をしていました。ブースは国際色豊かで、笑顔あふれる雰囲気に包まれていました。
参加した留学生からは、
「初めての日本のお祭りの経験で、市民のみんなと出会うチャンスがあって楽しかった」
「日本のお祭りに参加するのは初めてだけど、いろんな人とおしゃべりできてとても楽しかった。いい経験になった」
「このように市民の方が衣装を着ることに参加してみて、いろいろ経験になって嬉しかった」
といった声も聞くことができました。日本での初めての地域イベント参加となった留学生も多く、留学生にとっても地域の方と関わる楽しさを実感する貴重な機会となったようです。
午後は、地域防災サークルちーぼの学生による『「防災名札」をつくろう』、教育学部の馬場ゼミの学生たちによる『さかなつり』のブースを出展しました。
「防災名札」とは、子どもの名前・生年月日・住所・連絡先などを記載し、災害時に保護者とはぐれたときに身元確認や安否確認に役立つカードです。
今回は、防水スマホケースを活用し、小さなお子さまにも楽しみながら取り組んでもらえるよう、学生と一緒にシールやペンでデコレーションしながら作成しました。自分だけの防災名札は、災害時の不安も和らぐような備えの一つとなったのではないでしょうか。
「さかなつり」は紙で作ったさかなやクラゲ、カニなどを、磁石のついた釣りざおで釣るゲームができるブースです。たくさんの子どもたちが遊んで、楽しんでくれました。学生が工夫して作ったさかなは「かわいい!」と好評でした。アンケートでも「とても楽しめた」との感想が多く寄せられました。
この日に向け、学生たちは春学期から協力して準備を進め、スムーズな運営につなげました。「準備してきた甲斐があり良かった。楽しかった。」といった学生の声もあり、学びの場としても充実した取り組みとなりました。
当日はたくさんの地域の方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
学生たちは来場者との交流を通じて、地域の人とつながる楽しさを実感することができました。今後も、地域の皆さまとのつながりを大切にしながら、学生が学びを通して社会と関わり、ともに成長していける機会を広げてまいります。