地域社会での課題解決を目的としたサービスラーニングのプログラムの一つ、「防災子ども食堂」に参加した、心理学科3年生のN・Mさん。子どもたちが防災を身近に感じられるようなレクリエーションを考え、当日の運営にも積極的に取り組まれました。
今回は、そんなN・Mさんにお話を聞いてみました!

「防災子ども食堂」のプログラムに参加しようと思った理由は?
| 2年生の冬学期に防災士の資格を取ったので、できればそれに関連したプログラムがいいなと思っていたとき、(プログラムの)一覧を見て、防災子ども食堂があったので決めました。 |
活動の中で印象に残っていること・嬉しかったことは?
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自分が考えたレクリエーションに子どもが参加してくてくれたり、親御さんが話を聞いていますという態度でいてくれたりしたのは嬉しかったです。 |
活動の中で大変だったことや戸惑ったことは?
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みんな初めてで、考えてもそれをどう行動に移したらいいかわからないとか、レクリエーションを考えても、これやりたいけどそれをするためには何が必要なのかわからないっていう、とにかく何にもわからない状態から始めたのが大変でした。
どういう人が来るのかとか、どれくらいの人が来るのかも何もわかっていなかったから、先生たちから聞く数の印象でしかわからなくて。実際に1回目やるまでは自分たちも「全然こーへんのじゃないかな」とか、全然想像もできなかったことが戸惑いました。
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「防災子ども食堂」は、尼崎キャンパスをメインに、教育学部の学生が多い授業でした。
他学科の学生が多い中での活動はどうでしたか?
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教育学部の子が多くて。1年生と2年生が多かったのか、周りは顔見知りが多い状態だったと思っていて。その中で一人とかだったけど、やること自体、作業さえ決めちゃえば、お互い何回もやっていくうちにそれぞれの前準備とかで顔見知りになってきているから、意外とスムーズに、あんまり考えすぎたりせずにコミュニケーションをとれたなと思います。
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防災子ども食堂には、地域の方々にたくさん来ていただきました。
地域の方と関わって感じたことは?
| 防災子ども食堂っていう名前でやっているけど、子どもはメインはやっぱりご飯とか遊ぶことなのかなと思っていました。でも、レクリエーションを通して、クイズとかでも「防災知識があるよ」みたいなことを嬉しそうに言ってくれて。普段から家でも防災について話したり、学校とかでも身近な問題としてしゃべっているから、意外と防災について学ぶことを、子どもたちも大事だとわかってくれていると気づきました。 |

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今回の経験をこれからどのように活かしていきたいと思いますか?
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今回のレクリエーションのとき、初めて防災士のときにした勉強を、他の人に向けて説明したりアウトプットする機会ができて、こういう機会がないと結局自分も忘れちゃうのかなと思って。定期的に人に説明する機会があることで、もっと自分も長い間覚えたり、実際にやってみることができたりすると思うので、今後もそういう風にアウトプットできたらいいなと思います。
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このような活動に興味がある学生さんにメッセージをお願いします!
| 最初は緊張するかもしれないし、他学科の人も多いと思うんですけど、活動を始めてみたら、結局みんなやりたいことは一緒で。例えば子どもが好きだったら子どもと関わる方をメインにしてもいいし、子どもがあんまり得意じゃなくてもレクリエーションの内容を担当したり。どれでもできないといけないわけじゃないから、何かやりたかったら、やってみたら自分のできる場所を探せると思うので、一回やってみたらいいと思います。 |
N・Mさん、ご協力いただきありがとうございました!
このインタビュー動画は大学公式YouTubeで公開中です!ぜひご覧ください。