2025年12月20日(土)、コミュニティファームである園北ファームにて、年忘れイベント「田能の里芋・収穫体験と芋煮会」が開催されました。
本イベントには、尼崎市のコミュニティファームを活用した居場所づくり事業における連携の一環として、本学経営学科田中智子ゼミの留学生と日本人学生が参加しました。
当日は、園北ファームの方々から、収穫方法や注意点について丁寧な説明を受けながら、学生たちは里芋の収穫に挑戦しました。初めて農作業をするという留学生も多く、一つ一つの工程に真剣に取り組みました。
収穫後は、園北ファームの方による紙芝居「みんなのさといもばたけ」や「田能の里芋音頭」を通じて、尼崎に伝わる伝統野菜「田能の里芋」の歴史や地域の人々の想いを学びました。
また、実際に里芋を使った芋煮を味わうと、学生たちからは「とてもおいしい!」「初めて有機野菜を食べたが、おいしかった」といった声が上がりました。

さらに、留学生が中国の里芋料理について発表し、参加者の方々も関心を持って耳を傾ける姿が見られました。留学生と参加者とのやり取りも生まれ、里芋を通じて異文化理解を深める交流の時間となりました。
里芋の収穫体験や地域の方々との交流を通じて、留学生たちは地域農業の現場に触れ、楽しみながら農業や野菜への理解を深めました。農と食を通じたあたたかな交流は、学生にとって地域とつながる貴重な学びの機会となりました。