観光学科ニュース

202106.11
観光学科ニュース

【観光学科】「転んだ数だけ逞しくなる」

小学生の時、近所の方が自転車でユーラシア大陸に渡りロンドンまで行かれた話を聞いた。さらにその方が「ペダルをふんでロンドンへ」を執筆され、その本を手に取り刺激をうけた。


中学になると「サイクル野郎」という"少年が自転車で日本一周"をするというストーリーのコミックに惹かれ、自転車旅(サイクリング)を始めるきっかけになった。

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最初の自転車旅は、熊本から佐賀県唐津の虹の松原までの1泊2日往復260km。

何度も地図を広げ走るルートを検討して、ガイドブックを読み見学する場所を検討し、自転車の専門誌を読み、装備品を用意し、無事に旅を終えることができた。それから、西日本各地の名所・旧跡を訪ねる自転車旅を続けた。

これが私の「旅の原点」です。

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大学卒業後は、自転車から離れていたが、取引先のホテルからマウンテンバイク(MTB)のインストラクターになることを勧められ体験学習プログラムを手伝うようになった。


その後、社内で起業する機会があり、旅行会社を立ち上げることになった。
自転車旅で培った企画力。旅は「計画」をたて「実行」し楽しむもの、それを生業する「旅行業」を経営することになった。


余談ですが、それからMTBにはまり国内でのレースなどに参加するようになり、40歳の時にタイのチェンライでの国際レースへの参加のチャンスがあり無謀にも参戦した。MTBを空輸し、現地へ。大会は4日間ラリー形式で暑さとスコールの中、山中を走る過酷な180kmのレース。結果は聞かないでください。とにかく完走!

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誰かに憧れ、惹かれ、刺激をうけること。このような体験がその後の人生に影響することもあるのでは。それには、行動を起こすことが重要なのかも知れませんね。

国際コミュニケーション学部 観光学科 西村 典芳

⇒ 国際コミュニケーション学部 観光学科ページ

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