観光学科ニュース

ビジネスモデル・デザインを学ぶ「観光ビジネスモデル論」で、大学の近くの宇治川商店街に若者を取り込み活性化させるというミッション（課題）に取り組みました。

商店街は全国的にも減少しており、それに伴い空き店舗数も増加しているのが現状です。まずは商店街を訪れて見ないと状況が分からないので、授業でトレーニングを行った観察調査に出かけることに。新型コロナパンデミック下なので、都合のよい日時を選んで少人数で実施することになり、仲の良い友人2人と一緒に行くことに。

私は宇治川商店街の近くに住んでいるので、訪れたことはありましたが、スーパーと銀行にしか行ったことがありませんでした。改めて調査し観察してみると、近所の人だけでなく、車で訪れている人もいたり、人通りは多いものの通過するだけの人が多いなど様々な現状が見えてきました。

更にアポなしでのインタビューも敢行！

老舗店舗から開店して3年目の店舗まで幅広く訪れましたが、どのお店の方もとても優しく対応してくださいました。インタビューを通して、店舗間で客層のイメージが異なるという予想外の課題を見つけることもできました。

この観察調査と資料調査の結果に基づいて、企画案を考え、パワーポイントのプレゼン資料を作成し、宇治川商店会連合会の方々への企画提案会を開催しました。

15名がそれぞれの企画案を発表し、商店会連合会の審査員の方々からは、「とても刺激的な提案でした。できるものから実際に実現していきたい。」との講評を頂きました。

他の授業と違って実践的に課題を解決していく過程で学びを深められるのでとてもやりがいがありました。

国際コミュニケーション学部 観光学科 3年 宇治野 弘奈
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