グローバルコミュニケーション学科コラム

202109.03
グローバルコミュニケーション学科コラム

【Gコミ学科】色の日英比較➂虹

日本では虹と言えば七色です。英語では、vibgyor(ヴィブギョール)という虹の色の頭文字をとった語もあり、一般にviolet紫, indigo藍, blue青, green緑, yellow黄, orange橙, red赤の7色です。しかし、indigo(藍)を除いた6色だとするところや、青、黄、赤の3色というところもあります。


虹は光が水滴に屈折し反射して起こりますが、条件によって現れ方が色々あり、7色(と言われる)全部見えるとは限りません。水平な虹や、夜に月の光で出現するものもあります。二重の虹が見えたときは、内側の主虹が色が濃く、外に赤色が見えますが、外側の副虹は色は薄く、内側が赤色で、主虹と反転した色順になっていますので、機会があれば確認してみてください。


また虹は、「天の橋」とか、「蛇(=水神)」と捉える民族が多いようですが、共通して何か神聖なもの、と考えられているようです。虹を見ると祝福されているような気になり、うれしくなりませんか?

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国際コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科 教授 片山 真理

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