観光学科コラム

202301.18
観光学科コラム

【観光学科】バックパッカーという旅

海外への旅にはいろんな方法があります。

バックパッカーという旅.png

旅行会社が企画・募集して実施するパック旅行が一番手軽ですが、手間がかからない反面、自由が少ないです。これに対して個人旅行は全て自由ですが、目的地の選定、ビザ・旅券・ホテルの手配、移動手段の確保はすべて自分で考えなければなりませんし、そこで発生する事故や犯罪に巻き込まれるリスクも全て自分の責任として引き受けなければなりません。その個人旅行の中でも、バックパック=リュックサックを背負ってウロウロするのがバックパッカー、通称パッカーと呼ばれる旅行スタイルです。

バックパッカーは、数週間から数か月の長期にわたって旅行して歩くことが多く、一般にあまりお金をかけずに貧乏旅行になることがほとんどです。中には仕事を辞めて、それまで貯めたお金を使って数年単位で旅行している人もいます。筆者の場合、3年間やっていました。その間、住民税がかからないように住民票を抜いて、職業"Tourist"となるわけで、要するに「住所不定無職」です。帰ってきたとき、何か資格やスキルがないと社会復帰が結構きついので、学生のうちに夏や春の長期休暇を利用して経験しておくのがおすすめです。

【准教授 疋田 浩一】

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter