グローバルコミュニケーション学科コラム

英語を学ぶ理由は何でしょう。その第一の理由は、世界中の人や組織とコミュニケーションを図るのに最もひろく使われる言語が英語であることです。加えて、友好的な時代も非友好的な時代も含め、明治以来日本と最も縁の深い国がアメリカ合衆国であることも、英語を学ぶ理由の一つと考えられます。ビジネスでもスポーツでも、アメリカ合衆国との付き合いを抜きにして、グローバル化した現代を生きることは私たちにもはやできません。

「アメリカ地域研究」はそのアメリカ合衆国の自然、政治、経済、歴史、娯楽、文化を、いずれか一つの分野に限ることなく幅広く学ぶ学問です。知っているようですが、実は深くは理解していない、アメリカ合衆国の歴史と文化をこの授業では学びます。時には絵画や映画を鑑賞しながら、外国の歴史と文化を学ぶ。こんなことがあったのか、そんなことは知らなかった。新鮮な驚きを味わいながら、普段知らないアメリカ合衆国の国民の営みを学んでいくこれは授業です。教科書には、授業担当教員である遠藤泰生が2023年春に刊行した教科書、『はじめて学ぶ アメリカの歴史と文化』（ミネルヴァ書房）を用います。教科書の巻末にまとめられたQRコードを使うと、さまざまの資料へのアクセスもスマホを通して簡単にできる、そんな教科書を使った授業を受講してみませんか。必ず新しい学びがあることでしょう。