観光学科コラム

202311.30
観光学科コラム

【観光学科】卒業研究調査報告書に取り組んでいます

卒業研究調査報告書の提出に向けて4年生のみなさんは、全力で執筆に励んでいます。

学生時代の集大成としての卒業研究調査報告書となるように、それぞれ自分が最も情熱を注げるテーマを選んで取り組んでいます。10月の終わりに中間発表がありました。中間発表後、執筆にどのような進捗があったのか覗いてみましょう。

観光学科4年の日野楓さんは次のような報告を寄せてくれました。

私は102527日、1179日に韓国の仁川国際空港へ現地調査に行ってきました。現在「日本と韓国の文化からみる空港の違い」をテーマに卒業研究を進めています。そのため調査を進める中で必要な情報を現地で集めてきました。

私は、韓国旅行で仁川国際空港を利用したことがありますが、5年ぶりに利用してみると以前より便利になっているものや新しくできている施設などがあり、その中で特に3つ驚いたものがあります。

  • 一つ目は空港案内のパンフレットです。以前は紙媒体でパンフレットが設置されていたのですが、現在はスマートフォンで読み取るQRコードになっていました。
  • 二つ目がセルフバックドロップです。セルフチェックインはすでに様々な場所に普及していますが、仁川空港にはセルフバックドロップもありました。日本でも最近取り入れられているサービスですが私自身、利用するのは初めてで非常に便利だと感じました。
  • 三つ目がRiot Gamesのコーナーです。Riot Gamesとはコンピュータゲームの開発・販売をしている企業です。このスポットでは、Riot Gamesが制作したVALORANTLeague of Legendsというゲームを楽しむことができました。無料で気軽に入ることができ、ゲーム内のミッションをクリアすると景品をもらうこともできるようでした。飛行機搭乗まで少し待ち時間があったためこの施設で楽しく時間を過ごすことができました。

その他にもたくさん楽しめるスポットができており、以前より進化した仁川国際空港を知ることができました。

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次に、音楽フェスのボランティアについて卒業研究を進めている観光学科4年の森夕葵さんの報告をみてみましょう。

私は音楽が好きなので、音楽フェスに参加したいのですが、家が田舎にあり、SUMMER SONICやOSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVALなど、交通アクセスの悪さ・手段がないことで、フェスに参加できないことをとても悲しく思っていました。そこで「地元で音楽フェスをやっていないのか?」と、探してみると「ARIFUJI WEEKENDERS」と「ONE MUSIC CAMP」に出会いました。HPを見てみるとどちらもボランティアスタッフを募集していて「地元のフェスだからせっかくなら」と思いボランティアとして参加してきました。

音楽フェスということもあり、ボランティアの方々も音楽好きが集まっていて、業務する傍ら、みんなで音楽を楽しむという最高な時間を体験しました。そうしてボランティアの方々と交流する中で「音楽があまり詳しくなくて、今回の出演者も知っている人がいない」と言うボランティアの人に出会いました。多くの人が音楽好きであるなかで、音楽が詳しくない人がどんな理由でこのボランティアをするのか気になって卒業研究にすることにしました。

卒業研究調査報告書で取り組むテーマはさまざまで、報告書のタイトルのラインナップをみると、どれも興味を惹かれます。みなさん、12月8日の卒業研究調査報告書の提出締切に向けて、ラストスパートです。心残りがないように、心を込めて丁寧に取り組みましょう。みなさん、提出後の「やりきった!書ききった!」ときの気分は爽快です。

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