教員紹介(国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーション学科)

教授

清水 拓野 (Takuya Shimizu)

所属
国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーション学科
専門

文化人類学

主な担当科目(学部)

文化人類学、中国語、言語と文化、アジア文化論、日本社会論

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

私は、異文化の深い理解を目指す文化人類学を専門としています。

その専門を勉強するようになったのは、実際に現地に足を運んで行うフィールドワークを通して異文化を深く知り、とても幅広いグローバルな視点で物事を考えるきっかけを与えてくれるからです。

具体的な研究テーマとしては、観光の振興や文化遺産の保護・伝承に関する研究をしています。

■ プロフィール

私は高校の時に、アメリカのテキサス州にある日本人がひとりもいない人口400人の村で留学していました。その後アメリカが好きになり、大学2年生までアメリカの大学に行きました。さらにその後、中国にも興味を持つようになり、大学卒業後の3年間、中国で生活して文化人類学の研究を始めました。

現在では、台湾・香港・マカオ・タイ・カンボジア・マレーシア・ベトナム・フィリピン・シンガポールなどの東アジアや東南アジアの国や地域にも興味を持ち、観光や文化遺産に関する研究活動を幅広く展開しています。

■ 高校生へのメッセージ

もしグローバルな思考と行動力を身につけたければ、単に英語力をつけるだけではなく、中国語など、もうひとつくらい国際的な影響力のある言語を身につけたらいいと思います。さらに、日本の習慣や常識に捕らわれすぎない柔軟な物の見方や、外国(特に日本と身近な関係にあるアジア諸国)についての基本的な知識も身につけておくことが重要です。国際大学である本学では、そうした力を身につけるのをサポートしてくれる教員が揃っているので、最適の環境があると言えます。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

異文化理解やフィールドワークの方法や視点についての講演や取材などは可能です。また、文化的な視点から見た教育、観光、ジェンダー、医療、芸術・芸能、宗教、文化遺産といったテーマも講演や取材は可能です。中国研究(台湾を含む)を専門としていますので、中国文化や社会についてのお話とかも出来ます。