
経営学科コラム
【経営学部】三木キャンパス「プロジェクトマネジメント演習Ⅱ」授業より2 -「丹波」に学ぶ-
経営学部では座学による知識と経験学習で得る体験との融合を重視しています。2年生を迎えると「プロジェクトマネジメント演習Ⅱ」でPBL(Project Based Learning)が本格化します。本学経営学部(三木キャンパス)で地域マネジメント分野を専攻する学生は、その一環として"丹波"という農作物や食材に恵まれた地域をフィールドに学びます。
今回は「丹波ろじべじ」代表で「TEAM TAMBA ICHIGO-ICHIE」顧問の清水紀光(しみず かずひこ)さんをゲストスピーカーとしてお招きし、「商品開発と販売 バイヤーの仕事とは」をテーマにお話をうかがいました。
テニスプレーヤーや指導者としての経歴をお持ちでもある清水さんは、農作物を軸にしていかに"丹波"のブランド力を高めていくかを日々、追及されています。"丹波"というブランド力を高め、商品の販路を拡大するためには、「自分自身の強みを明確化することが大事である」と、清水さんは力説されます。そこには、プロの意識が垣間見えます。
そもそもなぜ"丹波"なのか? そこには農家の人々があり、"丹波"という営みがあるからに他ならないから。そして、"丹波"という地域の発展、ひいては一次産業の発展を目指すから。清水さんが生まれ育った"丹波"への熱い想いを感じることができました。
自分が売りたいものがあるならば、その売りたいものを自分の中に落とし込む。そうすればそれに想いがこもる。そして、売れる。商品を売る視点がものすごく勉強になった。
学生が記した今回のゲストスピーカーへの感想への一つです。学生も清水さんの"丹波"への想い、"言霊(ことだま)"の力を感じとったようです。

講演はトークショー形式で開催
(左:清水紀光氏、右:上村学部長)

講演終了後、清水さんを囲んで記念撮影

丹波ろじべじが開発した商品も紹介されました
5/23掲載 経営学部(三木キャンパス)「プロジェクトマネジメント演習Ⅱ」授業より -三木市を学ぶ-