観光学科コラム

202303.01
観光学科コラム

【観光学科】バックパッカーの買い物

バックパッカーの買い物.jpg

通常何でも値切ります。これはお金がないからじゃなくて、買い物の基本です。きちんと値札が付いているきれいなお店なんてまずないので、買い物の基本はまず値段交渉からスタートします。

食料品などは常識的な価格を聞いたり見たりして調べておくことが大事です。観光客向けのおみやげ物とかだと値段があってないようなものなので、外国人とみると10倍くらい吹っ掛けてくることが多いです。2~3割の値段を言ってみて、相手の反応を見ながら交渉していきます。相手の余裕がありそうならもうちょっといけるでしょうし、本気で無理だよって顔をしていたら値切り過ぎってことです。

どうにもよくわからないときの切り札は「またにするよ」と言ってその場を離れることです。相手がどうしても売りたいときは適正な価格を提示してくれることが多いし、決裂した場合でも次に他の店で再交渉するときにそこでの価格を参考にできるので悪いことはありません。値切りのポイントは「どうしても欲しい」って顔や雰囲気を相手に悟らせずに、適正な価格を探り当てることです。

ただし、やりすぎないことが大事です。旅を楽しみに来ている外国人バックパッカーなんですから、通常価格より多目にお金を払える余裕はあるはずですし、なにより多少は失敗したほうが後で話しのタネになりますよ。定価で買うことに慣れてる日本人にとってこういう値切り交渉は最初は面倒ですが、慣れて楽しめるようになればバックパッカー上級者です。

関連記事

2023.1.18【観光学科】バックパッカーという旅

2023.2.1【観光学科】バックパッカーの種類

2023.2.15【観光学科】バックパッカーの特徴

【准教授 疋田 浩一】

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter