センタープログラム紹介 受講者の声

関西国際大学の学修支援センターでは教員がオープンスペースで学修相談に応じるセンターオフィスアワーの他に、資格対策や学修スキルの強化に取り組めるような講座を行う、センタープログラムを実施しています。
学生が自主的に受講するプログラムではありますが、教員の協⼒で2021年度春学期には約40のセンタープログラム(教員採⽤試験対策講座、幼稚園・保育所採⽤試験対策講座を除く)を開講しています。その中からいくつか事例を紹介します。

2022年度 春学期・秋学期 開講

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■センタープログラム紹介:経営学部 浮田泉教授

三木キャンパスと尼崎キャンパスで、1年間を通して日商簿記検定対策講座を開講しています。
簿記は、企業の日々の経営活動を分類、記録、集計し、財務諸表を作成する技能です。財務諸表は、企業の経営成績や財政状態を明らかにするもので、企業規模や業種に関係なく作成します。簿記を学習することで、財務諸表を作成する経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、経営分析の基礎力を身につけることができます。
財務諸表を理解し、分析できる力があれば、自社だけでなく他企業の状況を把握することもできます。また、簿記の基本的な仕組みは万国共通で「世界の共通語」といわれていますので、日本国内のみならず海外でのビジネスにも役立ちます。さらに、地方自治体などでも企業会計の考え方を取り入れるようになってきています。したがって、簿記は企業の経理担当者のみに求められる知識・技能ではなく、社会人として身につけておくべきリテラシーといえるでしょう。
簿記の実力を証明するものとして、日商簿記検定があります。社員に対して簿記検定の資格取得を奨励したり、昇進試験の受験要件にしたりしている企業も数多くあります。就職活動の際、簿記検定に合格していると、知識が身についていることを示すと同時に、1つのことに集中して学習をした証明にもなります。
経営学部のカリキュラムには、1年生秋学期に必修科目の「ファイナンス」があります。そこで簿記の基礎を学びますが、検定試験に合格するには、センタープログラムでの少人数学習が有効です。センタープログラムは経営学部以外の学生も受講できますので、受講者の学習歴に合わせて実施しています。簿記の学習経験がない受講者には、基礎から始めて3級合格を目指せるようにします。学習経験がある場合は、受講者と相談しながらテーマごとの復習をしたり、過去問題に取り組んだりしています。

現在の受講者(三木キャンパス)は、1年春学期から簿記の勉強を始めて、3級に合格していますので、2級合格を目指して、春学期の前半は商業簿記、後半からは工業簿記を学習しています。継続的な学習が求められますので、センタープログラムの時間だけでなく、夏学期中も継続して熱心に取り組んでいます。
簿記は対面学習が望ましいのですが、遠隔授業期間においてもZoomを利用して継続しています。一人でも多くの学生が簿記検定に合格できるよう、サポートしていきます。