
大学からのお知らせ
【広報課】文部科学省委託事業「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業に選定
1. 事業 の 趣旨
産業構造・社会構造の変化等が進む中で、我が国経済社会の一層の発展を期すためには、経済発展の先導役となる産業分野や、新たな人材需要の高まりが予想される分野等への人材シフトを円滑に進めるとともに、それらの人材が有する専門技術を高めていくことが必要不可欠となっています。
このため、産学官の連携・取組により、専門人材養成を戦略的に推進していく観点から、各成長分野等における取組を先導する産学官連携コンソーシアムを組織化し、中核的専門人材及び高度人材養成のための新たな学習システムを検討し、産学官で共有するとともに、職域プロジェクト等において、全国的な標準モデルカリキュラムやその達成度評価手法、各地域の人材ニーズに対応した教育プログラム等を開発・実証します。
これらの成果を全国に提供することで、中核的専門人材や高度人材の養成を図るとともに、社会人や女性等の学び直し支援を行います。
2 .本学 の 取組
■事業内容
地域ネットワークシステムによる「相談援助力向上のためのリトレーニングプログラム」の開発
■事業 の 目的・概要
近年、子育てや介護、生活困難など生活課題を抱える人々が増加している中で、社会福祉の支援者はもちろん、保育や教育の現場においても、援助技術力を備えた人材養成を図ることが喫緊の課題となっています。
本学の事業は、現職の保育士、教師、社会福祉施設及び福祉行政職員等に、相談援助力を高める短期のリトレーニングプログラムを実施し、その効果を実証した後、大学・専修学校の正規カリキュラムへの導入を検討することを目的としています。
■取組 の 概要
・尼崎市に関する専門相談援助ニーズ調査
・分野別の会議及びリトレーニング研修会開催及び実証
・相談援助力に関するルーブリックの開発及びリトレーニングプログラムの達成度評価基準の作成
・関連施設内での相談援助力の事前事後評価
・効果測定と正規カリキュラム化の検討
・コンソーシアム代表校との、医療、福祉、健康(介護、看護、保育)の
それぞれの分野で展開される具体的な職域プロジェクトの連携、集約
2014-09-27